ジャンヌ・ダルクが病気にかかっていたというのは本当でしょうか。
歴史を解明するときはその時代に作成された所感などが重要になりますが、最近の研究ではジャンヌ・ダルク病気だったのではないかという説もあります。
それはいったいなぜなのでしょうか。
また、もしもジャンヌ・ダルク病気だったならば一体何の病気だったのでしょうか。
ここではジャンルと病気の関係について解説します。
神の声を聞いた?神の姿を見た?
ジャンヌ・ダルクが病気だったのではないかと言われる原因の1つに、彼女が神の声を聞いた、神の姿を見た、と述べたことが挙げられます。
異端審問にかけられたとき、ジャンヌ・ダルクは12歳のときに神の声を聞いた、神の啓示を受けたと説明しました。
彼女が本当に神の姿を見たのか、神の声を聞いたのか、という事は本人にしかわかりません。
確かに彼女はカトリック教会からも聖人として認められており、今の研究においても彼女は非常に信仰深かったという事は解明されています。
しかし、本当に姿を見たのか、声を聞いたのかということに関しては未だに謎のままなのです。
癲癇や統合失調症の可能性
ジャンヌ・ダルクはしっかりと神の姿を見たと述べています。
そのため、これを解明するために彼女は病気だったのではないかという見方があるのです。
つまり、彼女が神の姿を見た、神の声を聞いた、ということを幻覚と幻聴として捉える方法があるのです。
幻覚や幻聴が起こりうる病気として癲癇や統合失調症が考えられており、だからこそ彼女もこれらの病気にかかっていたのではないかと考えられました。
しかし、これに関してもジャンヌ・ダルクが病気であったという証拠は残っていません。
また、異端審問の時にしっかりと受け答えをしていること、彼女は頭が良かったと言われていることから病気では無いのではないかという説もあります。
謎が多いヒロイン
ジャンヌ・ダルクに関しては解明されていない謎がたくさんあります。
例えば王太子に会いにシノン城に到着した時、ジャンヌは家臣のふりをした王太子を見抜きました。
彼はジャンルと2人きりで話をしたいといい、2人きりで個室にこもったのです。
その時にジャンルが何を話したかという事は未だに明らかにはなっていません。
王太子しか知らない何かを話したと言われていますが、この2人での会話をきっかけに王太子はジャンヌを信じるようになったと言われています。
彼女に関してはこのように謎が多いのです。
まとめ
いかがでしょうか。
ジャンヌ・ダルクが病気だったかどうかに関しては分かりませんが、ジャンヌ・ダルクが見た上の姿は厳格であった、神の声は幻聴であった、と捉えるのであれば病気だった可能性も捨てきれないのです。