ジャンヌ・ダルクはどんな人で、どんな魅力があるのでしょうか。
彼女はフランスを救ったオルレアンの乙女と言われていますが、彼女は一体どのような魅力を持っているのでしょうか。
彼女はオルレアンの戦いを勝利に導き、シャルル7世の戴冠に貢献しました。
それならば、彼女はどんな人だったのでしょうか。
ここでは、ジャンヌ・ダルクはどんな人だったのか、そしてどんな魅力を持っているのか、という事について解説します。
信心深い
ジャンヌ・ダルクがどんな人だったのかというと、まず信心深いということが挙げられるでしょう。
彼女は12歳の時に大天使ミカエル、アレクサンドリアのカタリナ、アンティオキアのマルガリータの姿を見て、声を聞いたと言われています。
最初に聞いた声は「立て、ジャンヌよ!フランスを救いなさい」だったと言われています。
その後も天使たちはたびたび現れ、彼女に戦い方などを伝えていきました。
そんな彼女が本当に天使の姿を見たのか、声を聞いたのか、という事に関しては今となっては分かりません。
しかし、彼女が信心深い人だったということは疑いようがない事実と言えるでしょう。
死ぬことを怖がらなかった
ジャンヌ・ダルクは戦いにおいて死ぬことを怖がらなかったと言われています。
司令官とは言え、彼女が従軍した時は兵士たちから「女に指揮されるなんて!」と批判の声が挙がりました。
しかしオルレアンの戦いにおいて、彼女は矢を首に受けても立ち上がり、最後まで指揮をとり続けたのです。
その姿を見て、彼女は本当に英雄なんだと疑わない者はいませんでした。
死刑さえも怖がらない
彼女の魅力の1つに、死系さえも怖がらなかったということが挙げられます。
確かに彼女は一度処刑を恐れ、改悛するという誓いの宣言書に署名をしました。
しかし、最終的には堂々と処刑を受け入れます。
19歳の少女が火刑になるなんて、想像がつきませんね。
しかし彼女は神の御心を信じ、自分に処刑判決を下した司教コーションに対しては「私はあなたのせいで死ぬのです。紙の前であなたを告発します」と述べて堂々とした態度を取り続けました。
彼女の処刑執行人たちはとてつもない恐怖を感じたと述べています。
まとめ
いかがでしょうか。
彼女がどんな人かと言えば、とても信心深かったということが言えますが、同時に彼女の魅力は死をも恐れなかったところにあると言えるでしょう。
戦争を経験したことのない乙女が戦争という意味では先輩である兵士たちを率いて戦ったのです。
彼女は今でもフランスの国民的ヒロインとして多くの人に愛されています。